9月11日(金)12日(土)に行われました『 第8回EMIR勉強会』(山形大学・明治大学共催) に
弊社代表取締役の木村克紀が登壇致しました。 今回の勉強会では2日間にわたり、EM・ IRについての
セッションが行われましたが、木村はセッションⅡ 『先進的企業が挑戦する大学IRソリューション』
の中で、「 退学率逓減のためのデータ分析と学習支援施策改善」 について話題提供を行いました。
冒頭には、データの説得性を身近な事例で説明し、 弊社が取り組んできた大学・専門学校・ 高校
での中退を防ぐためのデータ分析と施策について、 事例を紹介しました。
退学者についての調査は、「なぜ辞めたのか」「 何がダメだったのか」という定性情報に注目しがち
ですが、 打ち手を考える際には定性情報ではなく、 むしろ退学時期や取得単位状況などの定量情報に
注目し、 ボトルネックを特定します。
「パレートの法則」 としても知られますが、結果の大部分に影響を及ぼしている「 原因」を特定し、
優先的に打ち手を講じていくことで、 短期間で劇的な効果をもたらすことができます。
講演では3つのケースを参考に、どのデータに着目したのか、 どのような原因を導き出したのかを
紹介し、 さらにはどのような施策を講じたのかまで踏み込んだ、 具体的な事例紹介を行いました。
IRはその性質から、 どうしてもデータの収集や分析方法の巧拙について目が向けられが ちですが、
そこからどのような事実をあぶり出し、 どのような施策を行うかを問うことが、 学校経営に資する
IRと言えます。
の方から質問が寄せられ、 終了後も中退防止に関心のある参加者からお声掛けいただくなど、