事例紹介・ケーススタディー

事例01:事務機の営業 → 高校法人の法人事務局スタッフ → 大学の入試広報スタッフ(現職)

― 今はどんな仕事をしていますか?
今は、首都圏の大学の入試広報の仕事をしています。
― なぜ学校業界を志望されたのですか?
一言でいうと、「やりがい」を感じたからでしょうか。私の場合は前職も学校でしたが、その前は、新卒から一貫して事務機器の営業をしていました。自分の努力がダイレクトに結果に反映される営業職にもやりがいは感じていたのですが、子供が産まれ、将来のことを考えている中で、教育業界で自分自身が働くことに興味がわいてきました。企業と違い、短期的な利益よりも長期的な視点で物事にあたることができ、それが、自分の子供の世代やさらにその下の世代にまで影響を与えることができるという部分に、やりがいがあると思ったからです。
― 学校業界内で転職をされていますが、そのあたりをお聞かせください。
前職は、たまたま知り合いに紹介されたのがきっかけでした。しかし、ご存じのように、私立の高校法人の経営状況は軒並厳しい状況で、前職の学校法人も例外ではありませんでした。結局、経営が行き詰る中で退職を決心しましたが、運よく現職にあたり、今に至ります。ちなみに、私の場合は運よく学校業界内で次の職場が見つかりましたが、当時の同僚のほとんどは、現在は学校業界以外で働いています。
本来であれば、経験とスキルを活かし、別の学校だったとしても、一緒に日本の学校業界、教育業界を発展させるために尽力していたはずの人材が、別の業界に流出してしまったことは、今にして思うと残念でなりません。
― 最後に、これから転職を考えている方へメッセージをお願いします。
私の場合は、転職時に学校業界に詳しい方に助言をもらっていました。やはり、企業とは違う世界なので、当時の助言は、転職後の今になっても生きています。是非、そうした学校業界に詳しいアドバイザーを見つけて、転職を成功させてください。

事例02: 金融企業での営業 → 学校関連企業でのコンサルティング営業 → 大学事務の管理職(現職)

― 今はどんな仕事をしていますか?
今は、中部圏の大学のキャリア支援部署で、課長職を拝命しております。
― なぜ学校業界を志望されたのですか?
正直に言うと、たまたまかもしれません。もともと、民間企業での営業をしているときに、コンサルティングに興味を持ち、その時に募集をしていて縁のあった企業が、前職である学校関連企業でした。しかし、前職の中で学校業界のコンサルティングを行っていくにつれ、コンサルタントという立場で、広く学校業界全体を良い方向に導きたいという気持ちと、特定の学校で腰を据えて、深く改革に取り組みたいという気持ちが芽生えてきました。そんな時、家庭の事情で故郷である中部地方へ戻らなければいけなくなり、それならば、特定の学校に転職しようと決意しました。
― 実際に転職されていかがでしたか?
大変充実した毎日です。
転職した大学は、非常に多くの課題を抱えていました。ただ、コンサルタント時代に、多くの大学の課題を見てきたので、想定通りというのが最初の感想です。(共通しているのは「学生視点の欠如」です。)
しかし、コンサルタント時代は、どんなに良い改善策を提示しても、やはり外部の意見なので、最終的には学校自身が変わらなければ、何も改善されませんし、そうした事例もたくさん見てきました。それが今では、自分自身が内部の当事者として、課題の発見から改善策の検討をし、その実践まで責任を持って行う必要があるため、忙しいし責任重大だし大変ですが、充実感はとてもあります。しかも、無限に労力をかけることができます。
― 最後に、これから転職を考えている方へメッセージをお願いします。
日本の学校業界、特に大学は、現在改革の真っ只中です。是非、業界の内外問わず、経験と知識を活かして、一緒に学校業界を盛り上げていきましょう。未来を担う学生の成長を間近で見られることが、この仕事の最大の魅力です。